マツログ

折れたをわたしを立て直し、自分を強くし、戦い抜ける方法を考える。

【最低賃金】初の1000円超え【適正な賃金を】

 

2019年10月1日より最低賃金が上がりました

10月になり消費税増税で軽減税率の話がニュースでは多く取り上げられていますが、地域によっては数日後のところもありますが、最低賃金も上がりました。

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 最低時給1013円のフルタイム労働の手取りは


(c) .foto project

東京の1013円と神奈川の1011円の2都県で初の1000円超えとなります。

確かに昔に比べれば上がりましたが実際はどうなのでしょうか?

1日8時間で月に20日働いて約16万円です。3万円を年金や税金で引かれるとして手元に残る「手取り」は13万円未満になります。(⬅︎これで結婚は無理ゲーです)

 

想像力の欠如


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実際に東京や神奈川以外の人はそれよりも低い収入になります。

確かに急激に最低賃金を上げれば中小零細企業は耐えられずに潰れてしまい、そこで働く人の仕事が失われしまうと考えることもできます。

しかし、問題はそこではないと思います。

 

「その金額でそこまで求めますか?」

 

コンビニや牛丼チェーン、ファミレスなどのサービス業の従業員はほとんどの場合最低賃金で働いています。それなのに、客である人々はその金額ではありえないサービスを要求し、企業も競争力を高めるためにアルバイト店員に高いサービススキルを求めています。

 

完全に想像力の欠如です

 

自分がその金額でそこまでできるかを考えれば「できない」という仕事を他人に平気にやらせているのと同じです。

 

最低賃金ではなく適正賃金を


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賃金を「最低」という視点で考えると「この金額でいいんだろ」という思考になります。

適正な賃金を設定すれば、それに見合う商品やサービスが自然に受けられるはずです。最低賃金で設定するとありえないサービスをありえない価格という不自然が起こります。今がまさにそうなのです。

まとめ

最低賃金が毎年上がるのは良いですが、適正な料金を払って適正なサービスを受ける社会にもなって欲しいものです。働く側も最低賃金に甘んじることのないスキルを身に付け戦えるようにしないとならない時代でもあります。