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【生粋】東京生まれ東京育ちってどんな感じ?【江戸っ子】

 江戸っ子って?「笑顔でピースサインをする男性」の写真[モデル:大川竜弥]

江戸っ子っていうと厳密には「3代続いて江戸生まれ」で初めて江戸っ子と言われます。筆者も祖父母・両親とも全員3代続いて江戸生まれなので、一応「江戸っ子」に当てはまります。

3代までは続いていないけど東京生まれ東京育ちの場合は「江戸っ子」ではなく「東京っ子」と言うこともあるようです。では、地方出身の方や地方在住の方にはわからないであろう「東京生まれ東京育ち」ってどんな感じなのかを書いて見たいと思います。

 

 方言に憧れる

これは聞かれた方もいるのではないでしょうか?

地方から東京に出てきた方は東京に出てきた時に、「標準語で話すのに苦労をした」と言う話を聞いたことがあります。

東京生まれ東京育ちで、さらに両親の出身も東京である場合、いわゆる「田舎」がないので身内が全員標準語になります。そうすると地方出身の友人が「田舎に帰ると方言になる」と言う話に憧れを抱きます。

方言が第二外国語のように感じ、バイリンガル感を感じるのですね。だから東京出身者でない方には本当に自信を持って方言を使っていただきたいと思います。

 

江戸弁にはほとんどお目にかからない

「いやいや、東京にも江戸弁があるでしょ?」と思う方もいると思います。

確かに「てやんでい」「べらんめい」とか時代劇では江戸の町民が言いますね。でも、この江戸弁を話す人に私は会ったことがありません。生まれも育ちも下町なので江戸弁を喋る方に会っても良さそうですが生きてきた40数年間お目に掛かったことがないんですよね。

 

「江戸っ子はハ行の発音ができないからコーヒーのことをコーシーと言う」

 

なんてことも言われるのですが、これをわざとやっている方には会ったことがあります。しかしネイティブな江戸弁じゃなくて「わざと」やってるのがわかります。 

つまり、ネイティブな江戸弁というのは絶滅危惧種かすでに絶滅したと言えるかもしれません。

 

田舎がないから「帰省」という概念がない

お盆や年末年始に「帰省ラッシュ」という言葉を聞きますが、東京生まれ東京育ちにはこの概念はありません。お盆や年末年始になると東京には人が少なくなり独特の静けさが訪れます。私はこの時期の東京の静けさが大好きでこの時期に旅行にはほとんど行かずに東京にいます。

反面、子供の頃は友達が「田舎のおじいちゃんの家に行ってきた」という話をしているのを聞くと羨ましくもありました。

 

 


 

 

 渋谷やお台場にあまり行かない

東京というと渋谷やお台場という場所を想像する人が多いと思います。しかし、東京に住んでいると渋谷やお台場にはあまり行きません。私個人の感覚ですが、

 

渋谷→人が多すぎて行かない

お台場→観光客かカップルしかいない。交通の便が良くないからZeppに行く時だけ。

 

というのが私の周辺を含めて東京出身者の感覚です。

実際、繁華街に行かなくても東京の場合徒歩圏内でなんでも買えます。

ただ、大きなホームセンターやショッピングセンターには憧れがありますw

 

大人になると都落ちする人が増える

東京は家賃も土地代も高いんです。

そこで、大人になると同級生の半分くらいは東京を離れ、東京に通勤圏内の埼玉や千葉に住宅ローンを組んで移住します。東京生まれ東京育ちだと、東京に対して憧れとかもないので普通に都落ちをして行きます。

ただ、私個人としては通勤の時間やストレスを考えたら、狭くても東京に住んでミニマルな暮らしをした方がストレスがないと思います。

 

まとめ

とはいえ、人それぞれのライフスタイルがあるし、会社勤めてを前提としなくなってくる時代に入り東京にいる必要もないと思います。

会社勤めをしている人も「地元の企業」である中小零細企業に勤める人が多いので、地方の方が地元で就職するのと本質的には変わらないのではないのでしょうか。

 

※本記事は個人の見解ですw